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葬儀・法要

葬儀

葬儀
天台真盛宗では、光明供という天台密教の法式に則って、秘密真言を誦し、天台声明によって葬送の儀式を執り行います。また他宗派については、それぞれの宗派の法式に準じて、宗旨に沿うよう大乗経典を如法に読誦して、葬儀を執り行います。いずれも、枕経・通夜式・葬儀告別式・灰葬式・還骨中陰初七日法要という流れになります。
 
戒名・法名につきましては、趣旨及び冥加金等に係る当山総代会の申し合わせ等ご了解の上で、ご本人又はご親族のご所望に応じて、授與させていただきます。戒名または法名によって、葬儀の体裁・格式が幾分違って参りますが、ご親族で十分ご相談の上、お申し出いただきますようお願い申し上げます。
 
また、恐縮ですが、当山では葬儀だけのご依頼については、お受けできないこともありますので、他のお寺様もしくは檀信徒様のご紹介をいただくか、予め直接ご事情をご相談いただき、ご準備いただければ誠に有難く存じます。

法要

月忌・祥月忌・年忌

法要
光明寺では、日常の法務、殊に月忌回向を重視し、毎月命日には檀信徒様のご自宅に伺ったり、寺にお参りいただいたりして、お経を読誦しています。通常三回忌までは、この月忌回向を行いますが、三回忌を過ぎても月忌回向をされる方も少なくありません。読経は15~20分程度ですが、永年にわたる月々の供養の積み重ねが、寺と檀信徒とのかたい絆となり、仏様への帰依の心が養われます。
 
一周忌、三回忌などの年回忌法要には、寺やご自宅にご親族が集まられ、読経法要を通じて、故人の後生菩提を祈念して、香を献じ追善供養の誠を捧げます。年回忌は、亡き人の没後の消息を尋ね、故人への感謝とともに、今あるこの身を顧みるまたとない機縁となります。
 
その他、祥月忌や初盆供養、彼岸法要、また仏壇・墓石の開眼、閉眼供養など仏事全般に亙って檀信徒様のご要望を承ります。

朝法華に夕念仏

天台宗では、朝に法華経を読誦して「南無妙法蓮華経」を唱え、夕には阿弥陀経を読誦して「南無阿弥陀仏」を称えます。この朝夕の勤行は天台真盛宗でも同様です。シンボリックに云えば、朝に霊鷲山で釈尊の説法を聴き、夕に西方極楽浄土まで旅をするということになりましょうか。
 
天台宗では、これらの根本経典を特に「漢音」という読み方で読誦しますが、「漢音」で読まれるのは、天台宗の阿弥陀経とか真言宗の理趣経などに限られます。阿弥陀経をはじめとする浄土経典及びi法華経のほとんどは、天台宗でも他宗派と同様に「呉音」でも読誦されます。
 
天台宗の大乗経典を横断する幅広い教義は、天台真盛宗に於いて「円戒念仏」として集約され、当山では、真盛宗ばかりでなく、他宗派についても、時宜に従い宗旨に応じて読経法要を行っています。
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